今回はネットワーク層のプロトコル-----ICMPを紹介します。
ICMP(Internet Control Message Protocol)
ICMPメッセージ
タイプフィールドはメッセージのタイプを示します。
宛先のIPアドレスにきちんと通信できるかどうかを確認したい場合、送信元から宛先に対してエコー要求を送信します。
宛先ノードはメッセージを受け取ると送信元ノードに対してエコー応答を送信します。
トラブルや設定ミスで宛先にパケットが到達できなかった場合、送信元に宛先到達不能メッセージが戻されます。到達不能原因の情報も送信元に戻されるので、トラブルシューティングに役に立ちます。
TTLの値が0になってデータが破棄された場合には「時間超過」のメッセージが戻されるので、送信元はなぜデータが破棄された理由を確認することができます。
*PingコマンドはICMPのエコー要求とエコー応答のメッセージを利用した機能です。
以上ネットワーク層のプロトコル-----ICMPについて紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。