OSをインストール後にイメージを作成する場合の初期設定方法に
ついて説明します。
（OSはWindows10 LTSB 2016で説明します。なお、Windows10Proや
 Enterpriseの設定方法は、インターネットで検索を行うと出てきます。）

 １．Windows10のインストールメディアを用意しPCにインストールを
  始めます。

 ２．OSインストール画面が起動します。インストールする言語の設定を
   行い、「次へ」をクリックします。

 ３．セットアップ画面で「今すぐインストール」をクリックします。

 ４．ここから先はライセンス許諾や、OSのドライブ設定になります。
   適宜設定を行います。設定後、インストールが開始されます。

 ５．インストール後、設定画面が表示されます。この時に
  「CTRL」+「SHIFT」+「F3」を押します。 

 ６．「CTRL」+「SHIFT」+「F3」を押すとWindowsが再度インストール状態
   になります。しばらくお待ちください。

 ７．インストール完了後、Windows10が起動します。
   Windows10にAdministratorで自動サインインされます。起動後、
   Windows準備ツール3.14の画面が起動します。
   "システムクリーンアップアクション"の設定を「システム監査モードに入る」
   に変更し、「OK」をクリックします。

 ８．システム監査モードで動作するように"sysprep"が実行されます。
   しばらく待ちます。
  
 ９．PCの再起動後、自動的にAdministratorでサインインされます。
   再度Windows準備ツール3.14の画面が起動しますが、これ以降は最終的なイメージの
     確定まで「キャンセル」をクリックします。

以上でWindows10のイメージ作成の準備ができました。

完了後、ソフトウェアのインストールやOSの設定等を実施してください。

 ※この状態で、行った設定は全てデフォルトのプロファイルに反映されます。
  ローカルポリシーで設定できない項目の設定や初期に表示させたいタイルの
  設定等も反映可能です。
 
１０．イメージの構築完了後、PCの再起動を行いWindows準備ツール3.14の画面で
   "システムクリーンアップアクション"を「システムのOOTB（Out-of-Box、Experience）に入る」と、
   "シャットダウンオプション"を「シャットダウン」に変更し、「OK」をクリックします。
   再度sysprepが実行され、PCがシャットダウンされます。

これでイメージ作成完了です。
WindowsPE等でイメージの吸出しを行い、イメージの取得を行ってください。