今回はコリジョンドメインを紹介します。
半二重通信
物理層で動作するハブのポートは、基本的には半二重通信という通信方法をとっています。
半二重通信では「一度処理できるのは受信か送信のいずれかのみ」というルールがあります。
同時にデータを送信しようとすると、衝突(コリジョン)が発生します。
コリジョンドメイン
同時にデータを送信または受信すると衝突が発生する範囲をコリジョンドメインといいます。
全二重通信
スイッチのポートは、設定によるのですが、基本的に全二重通信を行います。
全二重通信では、一度受信も送信も処理することができるため、衝突が発生することはなく、通信効率もすぐれています。
*1.コリジョンドメインが大きくなればなるほど、通信効率が低くなります。
2.スイッチのポートにハブを接続するとそのポートは半二重になり、衝突します。
以上、コリジョンドメインについて紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。