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サイレントインストール(無人インストール)について
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投稿者: S.Tさん
投稿日:2019/08/13 13:26
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
その他
キャリア
テクニカルサポート / 構築
投稿内容
アプリケーションの導入時に対話型インストーラを使用してインストールを
されることが大半を占めていると思います。
クライアントPCが2~3台程度であれば、対話型インストールでも問題なく
作業ができると思いますが、これが10台を超えてくるとこのインストール
方式だと、入力ミスや設定ミスが発生する場合があります。
この問題に対応する方法としてサイレントインストール(無人インストール)
があります。
簡単なコマンドを使用することで、同じインストール方法を実施する方法です。
SCCM等のプログラムを配信するシステムのパッケージ作成で使用されることが
多いです。

InstallShieldで作成されたインストーラを採用している場合、以下のような
スイッチを使用することで、サイレントインストールが可能になります。
(但し、必ずこのコマンドが使用とは限りません。)

■拡張子が、「.MSI」の場合

 例:
 C:\windows\system32\msiexec.exe /i "実行ファイル名.msi" /quiet /norestart

 上記例は、拡張子がMSIの場合の代表的なものになります。

 「/quite」はサイレントインストールの実行時オプションスイッチ
 「/norestart」はインストール後、再起動を実行しないスイッチ
 になります。

■拡張子が、「.exe」の場合
  拡張子が「.exe」の場合は、応答ファイル「.iss」ファイルを作成する方法が
 一般的です。

 例:
 C:\temp\setup.exe /r /f1c:\temp\setup.iss

  上記例は、拡張子がEXEの場合で応答ファイルを作成する場合の代表的な
 ものになります。
 通常の対話型インストール画面が起動しますので、手動でインストール
 を実施してください。

 「/r」は応答ファイルを作成する時のオプションスイッチ
 「/f1」は応答ファイルの作成場所を指定するスイッチ
 になります。

 作成された応答ファイルを使用する場合は、以下コマンドを実行します。
 例:
 C:\temp\setup.exe /s /f1c:\temp\setup.iss

 「/s」は応答ファイルを使用する時のオプションスイッチ
 「/f1」は使用する応答ファイルの場所を指定するスイッチ
 になります。

上記以外のコマンドについては、実行ファイルのヘルプを参照してください。
インストールログの出力方法等のスイッチが掲載されていたりします。
また、リリースノートやインストールガイドに記述が掲載されているものや
応答ファイルがアプリケーションの中に付与されているものもあります。

最後に、拡張子が「.exe」で上記応答ファイルが作成できない場合は以下の
方法で作成できる可能性があります。
 1.「setup.exe」を実行する。
 2.インストーラが実行され「ようこそ」画面が表示される。
 3.この画面が表示されたときに、%temp%フォルダを開く
 4.インストーラを実行した時間でフォルダが作成されていないか確認する
 5.作成されている場合は、そのフォルダ内に.msiファイルが作成されてい
   るか確認する。
 6.作成されている場合は、そのフォルダごとコピーを行い「.msi」ファイル

   を使用して、サイレントインストールができるか確認を行う。


以上

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