今回カプセルかと非カプセル化について紹介します。
カプセル化
送信側のノードでヘッダを附加していく処理のことです。
ヘッダ(header)
例えば、PC-AからPC-Bにデータを送る場合、PC-Aの各層ではその層の機能を実現するために必要な情報(通信相手を特定するためのアドレス情報、きちんとデータが送信できたかのチェックに使う値など)をデータに附加して、次の層に渡します。この情報をヘッダといいます。
*物理層ではヘッダが付与されるのではなく、データリンク層までの処理でできあがったデータを「0」「1」のビットにしてケーブルなどに送出します。
トレーラ(trailer)
データリンク層でふ化されたエラーチェック用の値です。
非カプセル化
受信側ではそれぞれの層で附加されたヘッダを外し、その情報を読み取っていきます。
PDU(protocol data unit)
カプセル化されることによって、データ構成は層ごとに異なります。その構成単位をPDUと言います。
今回は通信のカプセル化と非カプセル化について紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。