今回通信ルールについて紹介します。
プロトコル(protocol)
コンピューターでデータのやり取りをする際に「ルール」を合わせる必要があります。このルールを通信用語ではプロトコルと呼びます。日本語では通信規約といいます。
プロトコルスタック(protocol stack / work architecture)
複数のプロトコルを階層化して使用することです。
レイヤ(layer)
それぞれの階層のことです。
レイヤごとに独立性を持たせることができ、機能の追加や入れ替えが容易になります。
機器を設計する際に対象とする範囲を明確に区分できます。
OSI参照モデル(open system interconnection開放型システム化相互接続)
様々なプロトコルを7つの機能に分類した通信の基本モデルです。
ISO(国際標準化機構)で定められて、異なる種類のコンピューター間でのデータ通信が可能になります。
今はほとんどTCP/IPが使用されているが、OSI参照モデルの仕組みや機能は、4層からなるTCP/IPに比べて細かにレイヤ分けされているOSI参照モデルの層で考え方が明確でわかりやすいので、OSI参照モデルのについて説明していきます。
データが適切に届いたどうかを送信先に確認するためのルールです。
適切に届いていない場合にデータの再発送を行い通信に信頼性を持たせます。
文字コードや画像のフォーマットの定義も、この層に該当します。
プレゼンテーション層のプロトコルが適切に機能せず、文字コードで作成したテキストを異なる文字コードで表示すると文字化が起こります。
通信を司るアプリケーション(ソフトウェア)のルールを取り決める層です。
例えば、メールを発信側から受信側まで正しく受信できるか…
OSI参照モデルとTCP/IPモデル(Transmission Control Protocol / Internet Protocolモデル)
今回は通信のルールについて紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。