今回はExcelVBAを使用して、他のアプリケーションの操作を行なうコードを紹介します。
1.Shell関数を用いてメモ帳を呼び出す。
Shell関数は、引数で指定した実行形式ファイルを呼び出します。
メモ帳の実行形式ファイルは「notepad.exe」となります
また、「vbNormalFocus」は「フォーカスを持ち、元の位置とサイズに復元されるウィンドウ」という意味を持ちます。
実行すると
メモ帳が起動したことを確認できました。
2.CreateObject関数を用いたInternet Explorerの起動
CreateObject関数は、オートメーション機能を利用して一時的なオブジェクトを作成する関数です。この関数を利用すると、外部アプリケーションをオブジェクトとして操作することが可能となります。
Set IE = CreateObject("InternetExplorer.application")
CreateObject関数を利用してIEのオブジェクトを作成します。
オブジェクト作成によりプロパティやメソッドを利用すること
ができます。
IE.Visible = True
VisibleプロパティにTrueを設定することで、
ブラウザを表示させます。
IE.navigate ("https://www.google.co.jp/")
Navigateメソッドの第一引数に ("https://www.google.co.jp/")を指定することで、Internet Explorerを起動した際に指定したURLに飛ぶよう設定します。
Set IE = noting
設定したオブジェクトを使い終わったら「noting」を設定します。
これを設定してないとオブジェクトが解放されなくなり、メモリが残り続けることになります。
マクロを実行してみます。
指定したURL(Google)が実行されました。
今回はExcelVBAでの他アプリケーションの起動について説明いたしました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
■参考元
https://www.moug.net/tech/exvba/0100034.html
https://www.tipsfound.com/vba/05createobject
https://www.vba-ie.net/function/createobject.php