VLOOKUPによりデータの参照を行いマクロで転記をする事で、
必要なメールの参照を行うツールです。
【処理】
シート「出力先」にて作業者名と必要資料を記入。
記入内容はシート「転記元」へ転記されて作業日と作業者名はシート「メール文」に、
必要資料はシート「転記元」で参照を行う為に利用される。
シート「転記元」に反映された必要資料の項目を元に、
各項目毎に埋め込まれたVLOOKUP関数がシート「メール文」から参照する。
シート「転記元」にメール内容が反映された事を確認したら、
シート「出力先」のマクロボタン「メール転記」を押下する事で内容を転記。
関数が含まれない値としてメール文が抽出される。
【VLOOKUP関数内約一例】
シート「転記元」
D7 ⇒ 『=VLOOKUP($J3,メール文!$B4:$F22,2,)&""』
(同シート内の必要資料雛型(セルJ3)を基準に、
シート「メール文」の全範囲である$B4:$F22の左から2列目を参照してD7に表示する。)
※関数の最後に記載されている「&""」は、本来参照元が空白だった場合、
「0」表記にされる項目を空白として処理する様になる。
【マクロ内容】
Sub メール作成()
'変数の設定
Dim 出力 As Worksheet
Set 出力 = Worksheets("出力先")
Dim 転記 As Worksheet
Set 転記 = Worksheets("転記元")
'転記作業
出力.Range("D7").Value = 転記.Range("D7").Value
出力.Range("D9").Value = 転記.Range("D9").Value
出力.Range("D11").Value = 転記.Range("D11").Value
出力.Range("D13").Value = 転記.Range("D13").Value
End Sub
【今後の課題】
・新しくメール文を作成する際、作業対象者や日付の文面を関数に置き換える必要がある。
・作成時のエラーに対する予測、対処法の追求。
・Excelマクロ上でメールソフトを開き、メールの作成までを実施させる。