プライベートネットワーク環境で、Outlookを使用した検証をした際に起きた問題への対処についての投稿です。
環境:
■ドメインコントローラー
-Windows Server 2016
-Acive Directory
■Exchangeサーバー
-Windows Server 2016
-Microsoft Exchange
■クライアントPC
-Windows Server 2016
-Outlook 2016
クライアントPCでOutlookのプロファイルを作成し、ウィザードに従いOutlookを再起動すると下記エラーが表示されました。
同メッセージの対処方法としてWeb上で多く見られた「コントロールパネルのメールからプロファイルの再作成」を試みましたが解消に至らず。
その後色々いじくりまわした結果、デフォルトゲートウェイが未設定であることが原因という結論に。
プライベートネットワークで外部に接続しないからという理由で設定していなかったのです。
デフォルトゲートウェイを設定すると、無事Outlookは起動しメール送受信まで無事に出来ました。
Microsoft TechNetの記事によるとOutlook 2016では起動時にデフォルトゲートウェイ設定確認は行われない筈なのですが…。
しかし、メールを使用する時点で外部接続するが大前提なのでデフォルトゲートウェイ設定しとけよって話ですね。
参考記事
Outlook 2007/2010/2013 ではデフォルト ゲートウェイへの接続チェックが行われ、Outlook 2016 では Windows の接続チェックだけが行われる
Outlook 2016 - The connection to Microsoft Exchange is unavailable