今回はバッチ作成時に変数を定義しますが、その際、数値を計算してそれを変数とする
方法を紹介します。
数値を計算し、それを変数とする場合
set /a
と続けていきます。
@echo off
set a=11
まずはベースとなる「a」という文字の変数を定義します。
今回はhは11という数字とします。
set /a b=a+3
set /a c=a-3
set /a d=a*3
set /a e=a/3
set /a f=a%%3
echo %a%,%b%,%c%,%d%,%e%,%f%
「a」に3を足した「b」
「a」に3を引いた「c」
「a」に3を掛けた「d」
「a」に3を割った「e」
「a」に3を割った余りの「e」
を表示していきます。
ここで、注意点が2つあります。
set /a e=a/3
ですが、商は小数点以下については切り捨てられます。
set /a f=a%%3について
%%を2つ並べていますが、これは変数を囲むときの%と区別がつかないためです。
例えば
echo 消費税は8%です と入力した場合
と表示されるため、%%3としている。
実際にバッチを起動してみると
上記の計算の答えがが完了しました。
今回は変数を設定するときの計算方法について紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
■参考元
https://qiita.com/sawa_tsuka/items/4432263ef34418175fa9