今回は比較演算子について紹介します。
比較演算子は、「2つの文字列を比較してその結果が正しい(真)の場合にコマンドを実行する」というものです。
構文は
if (/i) 文字列A 比較演算子 文字列B コマンド
となっております。
比較演算子の種類としては
[文字列A] equ [文字列B] [文字列1]と[文字列2]が等しい [文字列A] neq [文字列B] [文字列1]と[文字列2]が等しくない [文字列A] lss [文字列B] [文字列1]が[文字列2]より小さい [文字列A] leq [文字列B] [文字列A]が[文字列B]以下 [文字列A] gtr [文字列B] [文字列A]が[文字列B]より大きい [文字列A] geq [文字列B] [文字列A]が[文字列B]以上 となっております。
比較演算子を使う前にif,else を使った構文でバッチを作成します 今回は「2」「4」という数字を変数に代入します。
@echo off set a=2 set b=4
以下コマンドで、aとbが同じの場合、「同じ値である」と表示し、aとbが違う場合「同じ値ではない」と 表示させるよう構成します。
if %a% equ %b% (
実際に、バッチを起動します。l
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aとbが違う変数のため、elseより後ろのコマンド(aとbは同じ値ではない)が実行されました。
次に比較演算子を使ってaとbの比較を一気に行っていきます。 @echo off
set a=2
if %a% equ %b% echo %a%と%b%は同じ数値である
バッチを実行してみます。
以上のように出力されました。 ここで、先程のコマンドを確認してみます。
if %a% equ %b% echo %a%と%b%は同じ数値である →結果が偽のため、非表示。
if %a% leq %b% echo %a%は%b%以下の数値である。 →結果が真のため、表示。 if %a% geq %b% echo %a%は%b%以上の数値である。 →結果が偽のため、非表示。
以上となり、バッチの起動結果と同様の結果が確認できました。
今回はバッチ作成時の比較演算について紹介しました。 ご覧いただき、ありがとうございました。
■参考元 https://qiita.com/sawa_tsuka/items/8edf3d3d33a0ae86cb5c https://jj-blues.com/cms/wantto-comparenumber/
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