バッチファイルの「if文」について
if文は条件を指定し、その条件に対してどのような動作をさせるか
を設定するコマンドです。
まずは、if文の基本となる記述方法について紹介します。
if 条件式 真コマンド
これは、「条件式を満たした場合、真コマンドが実行される」という意味です。
また、別の記述方法になりますが
If 条件式 真コマンド else 偽コマンド
If 条件式 (真コマンド) else (偽コマンド)
という記載方法もあります。
これは「条件式を満たした場合、真コマンドが実行され、
条件を満たしていない場合、偽コマンドが実行される」という意味です。また、
If 条件式 else 偽コマンド
で条件を満たさなかった場合の処理のみを記載することが可能です。
注意点としては
・elseを入力した場合
・「真コマンド」または「偽コマンド」でスペースを使う場合
上記2つを満たす場合、
If 条件式 (真コマンド) else (偽コマンド)
の構成でコマンドを入力します。例えば
If 条件式 (
コマンドA1
コマンドA2
) else (
コマンドB1
コマンドB2
)
のように条件式が満たされた場合(満たされなかった場合も同様)に複数のコマンドを
実行する場合、確認や記述が容易であることから、以上のように記載することがあります。
括弧書きをする際、注意する必要があるのは、「(」の前と「)」の後に半角スペースを記述する必要があります。
今回は「if」文の基本について紹介しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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