お疲れ様です。ご存知のことと思いますが、読んでいただけると幸いです。
【FA (Factory Automation) とは】
工場の様々な作業や工程を機械や情報システムを用いて自動化すること。また、そのために用いられる機器やシステム。
出典:IT用語辞典e-words
なかでも広く使われているものがPLC(プログラマブルロジックコントローラー)です。
エレベーターなど、日常目にするものにも使われているFA機器です。
ここでは産業用設備についてお話させていただければと思います。
生産設備において、最近はパソコンで設備の状態や測定結果を確認できるようになっています。
じゃあPLC、いらなくね?と思うかもしれませんが意外にそうでもありません。
概略ではございますが特徴を上げてまいります。
パソコン → 情報処理を目的としたコンピュータ
PLC → シーケンス制御に特化した工業用コンピュータ
があげられます。
パソコンは「システム、管理情報」を、「処理」「収集」「伝達」いたします。
PLCは「現場情報」を、「処理」「収集」「伝達」いたします。
最近はPLC自身にIPアドレスを割り振り、直接ネットワークに接続できるようなシステムも開発されています。
それは現場に向かわず、遠方からパソコンでPLCの状態を確認、操作、プログラムの変更をすることを主な目的としているようです。
双方のメリットを生かし、工場の効率化や生産性の向上を目指しています。
技術の進歩は素敵ですね。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
補足1:工場の自動化といっても工場での雇用はなくなりません。
補足2:シーケンス制御→順次動作制御。決められたプログラムを順序に沿って行う。
洗濯機、エアコン、洗車機など様々な機械の制御に使用される。