先日、ブロックチェーンを社内で利用したいというお話を聞いたので、僭越ながら提案させて頂きます。
結論から言いますと、タイトルの通りcloud-staffでブロックチェーン上にスマートコントラクトを実装するというものです。
あまりイメージが湧かない方もいるかと思いますので、スマートコントラクトの分かりやすい例として以下のような自動販売機の例を紹介します。
①利用者が契約条件を満たす額のお金を入れて特定の飲料のボタンを押すと、その飲料が利用者に提供される、
という取引契約をあらかじめプログラミングしておく。
②利用者が契約条件を満たす額のお金を入れて特定の飲料のボタンを押す。
③その飲料が利用者に提供される。
④お金が飲料販売者のものになる。
この一連の流れをcloud-staffで行うと以下のようになります。
①利用者が契約条件を満たす案件を申し込むと、その案件が利用者とマッチングする、
という取引契約をあらかじめプログラミングしておく。
②利用者が契約条件を満たす案件を申し込む。
③その案件が利用者にマッチングされる。
④当社、案件元の企業の利益になる。
スマートコントラクトの仕組みとしてはとても単純なものですが、これをブロックチェーン上で動かすことによって以下のメリットがあります。
①契約内容の改ざんが非常に難しい。
②契約内容の透明性が確保される。
③自動化によって業務効率が向上し、コスト削減に繋がる。
つまり、コスト削減と透明性の確保による企業の信頼性の担保を同時に行えるというものです。
しかし、開発費用に見合った利益をもたらせられるのか、システムにバグがあった際の対応など、考慮すべき点が多々ありますので、
実際に実装するのはかなり難しいと思いますが、少しでも参考にしていただけたらと思います。