人工知能であるAIを活用し、膨大なデータを使った分析や予測ができるようになってきたことにより、
災害時に迅速かつ効果的な対応を可能にする取り組みとして、AIを災害領域でも活用する動きが出てきています。
AIを防災に活用すれば、災害の予測や対策だけでなく、災害発生時の対応をサポートしたり、人間が対応できない業務を代わりに対応することも可能となります。
例としてAIは、音声アシスタント・翻訳・チャットボット・電話自動応答システム・医療分野の診断、提案、サポート・災害情報の発信・衛星・ドローンを使った災害情報の把握など、
多方面にわたり災害時に活用されています。
ドローンやクラウドツールを活用することにより、人間の手には及ばないスピードと精度で、災害発生時には情報収集、分析、対策できる点が魅力となっています。
防災にAIを活用することによるメリットとしては、
「災害発生直後の状況把握及び分析ができる」・「スピード感のある情報共有により二次被害を防止できる」・「24時間365日にて稼働できる」
などが挙げられます。
また、デメリットとしては、
「通信環境の整備が必要になること」・「AIをどこまで信頼できるか不明瞭であること」・「セキュリティ管理が必須であること」
などが挙げられます。
日々意識している防災対策のひとつとして、これからのAIの活用は災害発生時の強い味方になるでしょう。