近年、ChatGPTなどの生成式AIが注目を集めていますが、日本国内での利用状況はどの程度でしょうか。総務省の2025年版『情報通信白書』によると、2024年度に日本国民の約26.7%が生成式AIを利用したことがあると報告されています。
年齢別にみると、特に若年層で利用が活発です。
20代:44.7%
30代:23.8%
40代:29.6%
大学生に限ると、日常的に使用している人は28.9%、過去に使用経験がある人を含めると約46.7%に上ります。
他国と比べると、日本の利用率はまだ低い状況です。
中国:81.2%
アメリカ:68.8%
ドイツ:59.2%
日本は26.7%と、欧米や中国と比較して大きく遅れをとっています。
生成AIを利用しない人の主な理由は次の通りです。
使い方がわからない:約40%
生活で必要性を感じない:約40%
日本における生成AIの利用率は他国に比べ低いものの、若年層や大学生では関心が高まっています。
今後、教育や啓発活動によって、より多くの人が日常生活や学習で生成AIを活用する可能性が期待されます。
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