◆EDIとは、日本語で電子データを交換することです。
具体的には、企業間取引で発生する契約書や納品書・請求書といった帳票のやり取りを統一的な書式で「自動的に」行います。
電子データのやり取りはネットワーク(専用線・インターネット)経由で行います。
◆EDIの種類
①個別EDI
取引先ごとに、個別のルールを策定するEDIの種類です。
取引先ごとにルールを決められ、かつきめ細かいルール設定が可能だが、。
取引先が増えるとルールが増えて管理が大変になります。
※個別EDIに向いている企業
取引先が少ない企業。
②標準EDI
フォーマットなどのルールを標準化し、複数の取引先でも共通して利用できる種類のEDIです
。取引先が多くても標準ルールが適用できるため、ルール管理はシンプルで、個別EDIに比べて運用の負担は軽くなりますが、きめ細かいルール設定ができないため、そのような企業には向いていません。
◆個別EDIと標準EDIどちらが良いのか?
結論は、標準EDIのがよろしいと感じる。
ルールをきめ細かく設定すると、覚えるルールが増えたり、業務の処理に必要以上に時間がかかったりで、デメリットのほうがおおきいと感じる。
たとえ、取引先の企業が少なくても問題ないとはいいますが、それでもたくさんのルールを覚えながら処理するのは社員の負担が大きいと感じます。
これは個人的な意見ですが、企業の経済力は取引先企業の多さに比例していると感じます。取引先企業の数を増やすのが難しいというのもありますし、
やはり、個別EDIではなく、標準EDIのほうが全体的に負担が軽いと思います。そもそもルールをきめ細かく設定しなければいけない理由は何か?その原因を分析し、きめ細かいルールを設定しなくても問題ない状態にするための策を考える必要があるのでないかと思います。