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生成AIと乱数
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投稿者: かさん
投稿日:2025/09/03 13:28
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
運用・保守
投稿内容

先日、資格試験のためにChatGPTに問題を作ってもらい、それを解いてあることに気が付きました。


正解の選択肢が全てA


なんとか選択肢にランダム性を持たせられないか、試しましたがダメ。

ChatGPTからは、「癖なのでどうしようもない」と開き直られました。


なぜ、選択肢に偏りが出てしまったのか

それはChatGPTに限らず、ほぼ全ての生成AIが、乱数を発生させる仕組みを持っていないから。


生成AIに乱数プログラムが搭載されていない理由

本来の設計目的が「言語生成」だから

 ChatGPTやCopilot、Geminiなどは、大規模言語モデルで、次に来る単語(トークン)を予測することを目的としています。


乱数の安全性・信頼性を確保できないから

 乱数は、暗号鍵の生成などのセキュリティ用途に使われたりします。

 もし、「AI内臓の乱数」が偏っていたり、再現可能だったりすると、セキュリティ事故に繋がります。

 なので、「生成AIモデル自体に乱数機構を埋め込む」ことは避けられているそうです。


便利で万能な気がする生成AIにも、苦手な事・制限されて出来ない事があります。

外部ツールなどで乱数を発生させるなど工夫をして、上手く生成AIを活用しないといけないと感じた経験でした。

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