ChatGPTは、人工知能・AIを搭載した自然言語処理モデルによるチャットボットです。
様々なトピックに関する質問や会話に対して回答を生成でき、人工知能による自然な対話が実現できます。
便利なChatGPTですが、ビジネスでの利活用が検討されるなか、情報漏洩などのセキュリティリスクもあります。
例えば、社外には公開していない内部情報などを、個々の従業員が外部にデータを送信しているという意識がなく、チャット上に入力してしまうといった点にリスクがあります。
ChatGPTに限らず、サービスを利用した時点で情報公開がされるものもあります。
利用者の情報の取り扱いについては日ごろから注意が必要です。
特に企業などの組織においては、内部で利用しているツール・サービスの運営母体の状況を定期的に把握しておく必要があります。
ここで、自組織の従業員がChatGPTを利用する際に、気を付けるべきポイントを共有します。
①ChatGPT利用に関するポリシーを明確化し、従業員に周知する
②サービスへの会社からのアクセスを制限する
(全社員禁止、一部社員のみアクセス可能など)
③入力するデータに問題がないかを確認する
(ポリシーで入力してはいけない情報の定義、技術的に送信を禁止する、入力データをチェックする仕組みを作る等)
気を付けるべきところは注意しながら、上手にChatGPTの技術を利用していきましょう。