・VDIとは、デスクトップ仮想化や仮想デスクトップなどと呼ばれます。
OSやアプリケーションなどのデスクトップ環境をサーバ上に再現した点が最大の特徴です。
これにより、端末にデータを残さずに作業ができます。
また、VDIにはオンプレとクラウド型があります。
いかにまとめます。
オンプレミス型 VDI は、サーバーやストレージ機器、ネットワーク機器、仮想化ソフトウェアなどを自社内に設置する必要があります。
そのため、初期費用が高額になるのが特徴です。
システムの運用保守を社内で行わなければなりません。たとえば、ハードウェアのメンテナンスやソフトウェアのアップデート、セキュリティパッチの適用などが必要です。そのため、人員とコストの負担が大きくなります。また、障害発生時には迅速な対応が求められるため、専門知識を持つ IT 担当者が必要です。
クラウド型 VDI は利用に応じた課金(従量課金)であるため、初期投資を抑えやすくなります。
そのため、クラウド型 VDI の方が導入時のコスト負担は少ないといえるでしょう。
インフラの運用保守はクラウドプロバイダーが 24 時間 365 日体制で行うため、自社で障害対応やアップデート作業などを行う必要がありません。運用保守の負担が少ないため、専任の IT 管理者が少ない企業でも導入しやすいのが特徴です。
◆参考文献
VDIとは?仕組みやリモートデスクトップとの違い、種類とその性能比較をわかりやすく解説 | Flex Work Place | 横河レンタ・リース