ネットワークに接続されているため、ハードディスクに保存されたデータを複数のユーザーが操作できます。
共有のファイルサーバのようなものです。
・メリット
①同じネットワーク内であれば、場所を選ばずどこでもデータの共有ができます。
また、NASはフォルダやファイルごとにアクセス権限を設定・管理が可能なため、セキュリティ面でも問題ありません。
さらに、自分のPCからでなくてもデータにアクセスできます。
②「RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、レイド)」と呼ばれるデータの保存機能があります。
RAIDにはいくつか種類がありますが、一つのハードディスクに保存せず、分散して保存してくれるため、安全にバックアップができます。
デメリット
①NASサーバーはネットワークに接続されているため、サイバー攻撃のリスクも考慮しなければなりません。ネットワークを通じてアクセスできることから、ランサムウェアによる攻撃の対象となる可能性があるのです。
そのため、セキュリティソフトの導入や定期的なファームウェアのアップデートといった、継続的なセキュリティ対策が求められます。