HTTPについて記載いたします。
HTTPとは
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、Webサーバとクライアント間でデータを送受信する通信プロトコルで、Webページの構成要素や関連ファイルをやり取りする際に使用される。リクエスト/レスポンス型通信を基礎とし、リクエストとレスポンスはヘッダ部とボディ部で構成される。
TCPというプロトコルを基盤とし、暗号化にはSSL/TLSという決まり事を利用して「HTTPS」として運用されることが一般的。HTTP自体は以前のセッション情報を管理しないステートレス型だが、Cookieにより状態管理が可能となり、クライアントの識別やセッション管理を実現している。
認証機能では、基本認証やダイジェスト認証が規定されているが、現在はSSL/TLSによる暗号化やアプリケーションレベルでの認証が主流である。
歴史的には1991年にHTTP/0.9が登場し、1997年のHTTP/1.1が普及。2015年のHTTP/2や2022年のHTTP/3では機能強化や仕様変更が進んでいる。
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