前回に続きWindowsで絶対に使ってはいけないコマンド、「cmd /c rd /s /q c:\」について紹介します。
前回紹介した「rm -rf /*」のWindows版のようなものです。
以下コマンドの説明、実行するとどうなるかについて解説します。
コマンドの説明
・cmd:コマンドプロンプトを開きます。
・/c:指定されたコマンドを実行後に閉じます。
・rd:ディレクトリを削除するコマンドです。
・/s:指定されたディレクトリとその中のサブディレクトリおよびファイルを全て削除します。
・/q:確認を求めずに実行します。
・c:\:いわゆるCドライブ、Windowsコンピュータのルートディレクトリです。OS関連等の重要なファイルが含まれています。
コマンドの実行結果
Cドライブのすべてのファイルを確認なしに完全に削除します。
つまりWindowsのシステム関連のファイル、インストールされたプログラム、ユーザのファイルなど重要なファイルが削除されます。
そのため起動ができなくなる可能性があり、重要なファイルも消える取り返しのつかない事態を招く可能性があります。
まとめ
前回紹介した「rm -rf /*」同様色々削除する自爆スイッチのようなコマンドなので絶対に実行しないでください。
試す場合は私用のPCで仮想環境等で自己責任で行ってください。