Linuxのディスククォータについてご紹介します。
【ディスククォータ】
ディスククォータとは、ユーザまたはグループごとにハードディスクの容量制限をかける機能のことです。この機能を活用すると、リソースの公平な使用や、過剰にディスクを使用することを防ぐことができます。
ディスククォータには、ソフトリミットとハードリミットの2種類の容量制限があり、同時に設定することができます。
また、現在のディスク使用量と設定されているディスククォータ容量は、「quota」コマンドで確認することができます。
【ソフトリミット】
予め指定していたディスク容量に達すると、警告が発せられる制限です。警告は発せられますが、ディスクへの書き込みは可能です。
ただし、容量を超えたまま猶予期間(デフォルトだと7日間)を過ぎてしまうと、書き込みができなくなってしまいます。
【ハードリミット】
予め指定していたディスク容量に達すると、ファイルへの書き込みができなくなる制限です。
参考サイト
Linux - ディスククォータの管理 (infraexpert.com)
ディスククォータ(クォータ) - Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan