Linuxのファイルシステムについてご紹介します。
【Linuxのファイルシステム】
ファイルシステムとは、パソコン内にある記憶装置へデータを保存する際、データを管理する仕組みのことです。例えば「etc/toi.txtファイルを開く」のように、人間が使いやすいファイル単位で扱えるようにした仕組みがファイルシステムです。
【ファイルシステムの種類】
〇EXT4
従来あったEXT3の後継規格として開発され、現在ではLinux標準のファイルシステムになっています。取り扱える単一ファイルサイズは最大16TBで、サブディレクトリ数も制限がないのが特徴です。
〇XFS
信頼性を求められるサーバなどで使われるファイルシステムで、大容量のストレージを取り扱うことができます。ジャーナルと呼ばれる領域に変更内容を保存できるため、保存前の状態へ戻すことができます。
〇ZFS
高信頼性が必要なNAS(Network-Attached Storageの略称で、デバイスではなくネットワークに接続するファイルサーバー専用機)やデータセンター環境で使用されており、広大な記憶領域を一括して管理することができます。元々はオープンライセンスで開発されましたが、後にLinuxへも移植されるようになりました。
参考URL
ファイルシステムとは?初心者向けにLinuxやWindowsの種類まで解説! (jitera.com)
【ざっくり概要】Linuxファイルシステムの種類や作成方法まとめ! (eng-entrance.com)