Linuxでコマンドを連続実行する際の記号について記載します。
コマンドを連続実行する際に「;」、「&&」、「||」を使用します。
$ コマンド1 ; コマンド2
コマンド1、コマンド2を続けて実行する。
;前のコマンドの終了ステータスに関係なく、;後のコマンドを実行する
$ コマンド1 && コマンド2
コマンド1が実行できれば、次のコマンド2を実行する。
&&前のコマンドの終了ステータスが0ならば、&&後のコマンドを実行する
$ コマンド1 || コマンド2
コマンド1が実行できなければ、次のコマンド2を実行する。
||前のコマンドの終了ステータスが0以外ならば、||後のコマンドを実行する。
実行コマンドが成功した場合、終了ステータスの値が0となります。失敗した場合は、終了ステータスの値は0以外の数値となります。終了ステータスの値は、「echo $?」で確認できます。
出典
LPICレベル1スピードマスター問題集, Version5.0対応, 101試験, 102試験対応
有限会社ナレッジデザイン 山本道子・大竹龍史 著