Active Directory 証明書サービス(AD CS)概要
Active Directory 証明書サービス(AD CS)はWindowsサーバが提供するデジタル証明書の管理サービスです。
■エンタープライズ証明書機関
●Active Directoryと連携
●証明書テンプレートの利用が可能
●オンライン状態でのみ利用が可能
■スタンドアロン証明機関
●Active Directoryを必要としない
●オフラインで利用可能
■証明書発行の方法
●証明書発行Webサイト・・・http://CA/certsrv
●管理ツールの利用
●自動登録
「Active Directory 証明書サービス(AD CS)」には以下のいずれかを構成できます。
■エンタープライズ証明機関
Active Directoryと連携した証明機関で、証明書の自動登録など、多くの機能が利用できます。
証明書テンプレートを使うには、エンタープライズ証明書機関が必要です。
■スタンドアロン証明機関
Active Directoryを必要としない証明機関で、オフラインで利用できます。
証明書の発行には、以下の3通りの方法が利用できます。
■証明書発行Webサイトの利用・・・証明書発行Webサイトから証明書発行を要求します。
AD CSとともにIIS(Internet Information Service)が必要です。スタンドアロン証明機関では、
この方法のみが利用できます。
■管理ツールの利用・・・[証明書]管理ツールや、IISの管理ツールから証明書発行を要求します。
■自動登録・・・EFS証明書やドメインコントローラーの証明書などは、必要に応じて自動的に登録されます。
グループポリシーを使った自動登録の設定も可能です。