こんにちは。
今回はLinuxのリダイレクトについて解説します。
リダイレクトとは、コマンドの入力元・出力先を変更できる機能のことです。
Linuxでは「>」という記号を用いてリダイレクトを行います。
早速ですが、以下に具体的な利用例を記載してみます。
1. ls -l > sample.txt
「ls -l」コマンドの実行結果を「sample.txt」へ保存します。
「sample.txt」が存在しない場合は新たに作成され、存在している場合はファイルの中身が「ls -l」の実行結果へと上書きされます。
2. ls -l >> sample.txt
「ls -l」コマンドの実行結果を「sample.txt」へ保存する点では①と同様です。
ただし、「>>」を用いると、「sample.txt」に書き込まれていた元の内容は保持されつつ、そこに追記する形で実行結果が記載されます。
3. grep “tekitou” < sample.txt
「sample.txt」を入力元として、「grep」コマンドを実行します。
ここでは「sample.txt」の中から「tekitou」という単語を検索しています。
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