hardディスクなどのディスク盗難による情報漏洩を防ぐには
■BitLockerドライブ暗号化:BDE
■目的
●システムパーテーションの整合性
●ブートパーテーションの整合性
●データパーテーションの整合
■暗号化キー
●TPM(Trusted Platform Moudle)に保存
●USBメモリドライブなどの外部ドライブに格納可能
●パスワードとして保存可能
■要件
●TPM
●システムパーテーションとブートパーテーションの分離
BDEを使用することで、システムパーテーション(システム選択を含むパーテーション)の整合性とブートパーテーションを含むその他のボリュームの気密性を実現できます。
BDEは、TPM(Trusted Platform Module)というハードウェアの助けを借りて、ボリューム全体を暗号化します。暗号化キーはTPM内に保存できるほか、USBメモリドライブなどの外部デバイスに格納することもできます。また、パスワードで保護することも可能です。
TPMがある場合、BDEは起動プログラム(ブートローダー)の整合性を確認し、改ざんを検出した場合は、起動を停止するようになっています。起動後、暗号化キーを格納したUSBメモリドライブを外すことで、盗難による情報漏洩リスクを最小化することができます。
BDEを構成するには、原則TPMが必要です。また、システムパーテーションとブートパーテーションを分離する必要があります。