プロキシについて記載いたします。
プロキシとは
プロキシとは、二つのネットワーク間の境界に設置され、片方のコンピュータの代理としてもう一方のネットワークに接続を取り次ぐシステムです。
多くの場合、企業の内部ネットワークとインターネットの境界に配置され、内部のコンピュータからの外部へのアクセス要求を受け、プロキシ自体が接続元として外部システムに要求を送信します。
応答が戻ると、それを元の内部コンピュータに転送します。これにより、外部からはプロキシ自身が通信しているように見え、内部のコンピュータやそのIPアドレスが隠されます。
プロキシには、キャッシュサーバとして機能し、取得したデータを保存して再利用することで通信回線の負荷を軽減するものもあります。
また、フィルタリング機能やファイアウォール機能を持ち、望ましくない接続を遮断し、外部からの不正アクセスを検出・阻止する役割も果たします。
さらに、プライベートIPアドレスを用いるネットワークでは、NATやNAPTを使い、内外のIPアドレスやポート番号を自動的に変換できます。
通常、「プロキシ」とはクライアント側に設置される「フォワードプロキシ」を指しますが、サーバ側に設置され、負荷分散などを行う「リバースプロキシ」もあります。
以上になります。
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