Linuxのプロセスについてご紹介していきます。
【プロセス】
プロセスとは、Linuxで実行中のプログラムのことです。Linuxでは数多くのプログラムが並行して実行されていますが、その一つ一つがプロセスです。
各プロセスには、Linuxのプロセスについて独自のプロセスID(PID)と呼ばれる番号が割り当てられており、プロセスの識別と管理に使用されています。
Linuxを管理する上で、稼働しているプログラムが正常に動作しているか、CPUやメモリなどのリソースをどれだけ使っているかを把握することが重要になります。
【プロセスの親子関係】
あるプロセスが実行中に他のプロセスを起動した場合、元のプロセスのことを親プロセスと言います。親プロセスから起動されたプロセスのことを子プロセスと言います。
このプロセスの親子関係は、pstreeコマンドで確認することができます。
親子関係にあるプロセスを停止するときは、最初に子プロセス、その次に親プロセスを止めます。そうしなければ、子プロセスがゾンビプロセス(消滅せず、システム上に残っているのに動作しないプロセス)として残ってしまう場合があります。
参考サイト
Linuxのプロセスとは。psコマンドやkillコマンドの使い方も解説 | ミライサーバーのススメ (miraiserver.ne.jp)