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OSI参照モデル、各階層の役割ついて
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投稿者: GNさん
投稿日:2024/08/05 11:54
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
ネットワーク
キャリア
運用・保守
投稿内容

OSI参照モデル、各階層の役割について


今回はOSI参照モデル、各階層の役割についてご紹介したいと思います。


L7:アプリケーション層


普段私たちが利用しているアプリケーションが通信できるようにするための約束ごと(プロトコル)を定義しています。

有名なものでは皆さんweb検索で使用する際のURL目にする「HTTP」「HTTPS」があげられます。

その他には、メール送受信に使用される「SMTP」、ファイル転送には「FTP」を使用します。


L6:プレゼンテーション層

コンピューター間で通信する際の、データ形式を指定することです。

例として、送信側、受信側で別の文字コードを使用していた場合文字化けしてしまいます。

この問題はコンピューター間、文字コードを統一することで解決でき、この役割を担っているのがプレゼンテーション層になります。

他にも画像や音声データなどもデータ形式が必要です。

また、データの暗号化や復号の役割も担っています。


L5:セッション層

コネクションの確率から切断までの通信の一連の手順の管理を担っています。


L4:トランスポート層

コンピューター間で通信する際の信頼性について定義しています。

インターネットで通信をする際は必ず送信が成功するとは限らず、送信成功してもデータが欠落してしまうこともあります。

そこで送信に失敗、データが欠落しまうことを考慮し、通信の信頼性を定めているのがトランスポート層になります。


トランスポート層で定義されている以下の二つのプロトコルを紹介します。


TCP(Transmission Control Protocol)

・・・コネクション型のプロトコルになります、「3ウェイハンドシェイク」という、データを転送する前に通信相手とのコネクションを確立を行う方法を用いて、信頼性の高い通信を可能にしています。

UDP(User Datagram Protocol)

・・・コネクションレス型のプロトコルになります。

TCPプロトコルのように、データ転送の前に通信相手とのコネクションの確率は行わないため、信頼性にはかけます。

ですが、速度の速い通信が可能で、動画配信などのリアルタイム性を重視する通信ではUDPプロトコルは優れています。


L3:ネットワーク層

目的地までデータを届ける(エンド・ツー・エンド)役割を担っています。

ネットワーク層ではIPアドレス(ネットワーク上でのコンピューターの住所)を参照してデータをと届けるためのプロトコルを定義しています。


有名なものとしては、上記で述べたIPアドレスについて定義している「IPプロトコル」があります。


L2:データリンク層

隣接する機器間での、通信を可能にします。

データリンク層では、コンピューターで通信する際の手順やエラーの検出やエラーの対象方法などのプロトコルを定義しています。


L1:物理層

上位層から送られてきたデータのビット列を「電気信号」、「光信号」に変換する役割を担っています。


今回はこれで以上となります。

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