Linuxで使用するmanコマンドについて記載します。
ディストリビューションに含まれるパッケージをインストールした場合、/usr/share/manの下の該当するセクションのサブディレクトリに置かれます。ディストリビューションに含まれないソフトウェアをインターネットなどからダウンロードしてインストールした場合、そのマニュアルは/usr/local/share/manのディレクトリに置かれることが標準的です。
manコマンドは引数で指定したコマンドのオンラインマニュアルを表示します。
man [オプション] [セクション] コマンドまたはキーワード
使用するオプションを以下に示します。
オプション
-f・・・キーワードと一致するマニュアルが何セクションにあるかを表示
-k・・・キーワードを含むマニュアルが何セクションにあるかを表示
manコマンドを使用した際、マニュアルページが1画面で表示できない場合、1画面分を表示したところで一度表示を停止します。スクロール操作で使用するキーを以下に示します。
キー操作
Space・・・次のページを表示
Enter・・・次の行を表示
b・・・前のページを表示
h・・・ヘルプを表示
q・・・manコマンドの終了
/文字列・・・指定した文字列で検索(n キーで次の検索)
以上となります。
出典
LPICレベル1スピードマスター問題集, Version5.0対応, 101試験, 102試験対応
有限会社ナレッジデザイン 山本道子・大竹龍史 著