本日は、ハイパーオートメーションについて説明します。

ハイパーオートメーションは、組織内の自動化できるものはすべて自動化するという概念です。

ハイパーオートメーションは、反復的なタスクを排除し、手動のタスクを自動化することでビジネス 
プロセスを合理化し、ビジネスを変革します。

そのため、ハイパーオートメーションを導入すると組織は一貫性、正確さ、スピードを持ってタスクを完了できます。
これによりコストが削減され、一般に顧客エクスペリエンスが向上するという利点があります。

ただ、ハイパーオートメーションの課題として、生のデータまたは低品質のデータと、それに対処するための技術スキルを備えたリソースが不足しているため、
自動化の取り組みに取り組む準備ができていないというのがあります。
これらのニーズに対処し、目標を達成するのに適したアプローチを開発するのに役立つ再トレーニングプログラムが利用できるようになります。

ハイパーオートメーションは以下の分野で利用されています。

医療:請求サイクル、顧客とのコミュニケーション、および収集を自動化するために使用されます。
銀行・金融:スタッフ・メンバーはより高いデータ品質を提供できるため、ビジネス・プロセス管理 (BPM) をより効果的に使用して、
           より情報に基づいた意思決定を可能にする情報を顧客に提供できるようになります。

小売:ソーシャルメディアへの広告掲載やターゲットを絞ったEメールマーケティングを通じたターゲットマーケティング、オンラインでのロイヤルティ認識、
     顧客が店舗に入店した際の顔認識など、フロントエンドのプロセスになります。

以上です。

■参考資料
ハイパーオートメーションとは?
https://www.ibm.com/jp-ja/topics/hyperautomation