Azure仮想マシンのコストを削減できる2つの方法についてご紹介します。
【Azure Reserved Virtual Machine Instances】
Azure Reserved Virtual Machine Instancesとは、1年または3年の仮想マシンを予約することで、割引を受けられる仕組みのことです。長期間、一定のリソース需要がある場合、従量課金制のAzure Virtual Machineよりも低コストでリソースを利用することができます。予約の属性・数量に合う仮想マシンに対し、自動的に予約割引が適応されます。
通常のVirtual Machineと違い予約をすることで、需要が高い時期でも安定してシステムを運用することができます。
【Azure Spot Virtual Machines】
Azure Spot Virtual Machinesとは、使っていないリソースを使用し割引を受けられる仕組みです。SLAを保証された仮想マシンよりも割安に利用することができます。
注意点として、Azure Spot Virtual Machinesは余っているリソースの利用によって成り立っているため、Azure全体のリソースが不足した場合、自動的に削除されてしまいます。また、SLAも適用されません。さらには、CPUコア数の上限に引っかかり、Azure Spot Virtual Machinesを作成できない場合もあります。
【参考URL】
【AZ-900】Azure仮想マシンのコストを安くする方法3選|Azure入門ブログ (az-start.com)
Azure仮想マシンをお得に利用するAzure Spot Virtual Machinesついて解説します! | クラウド導入・システム運用ならアールワークスへ (rworks.jp)
Azure Reserved VM Instancesとは?Azure VMとの違いやおすすめの利用シーンについて解説 | クラウド導入・システム運用ならアールワークスへ (rworks.jp)