今回は「UPnP」について記載します。
UPnPがなにかを一言で簡単に言うと
ネットワークに接続する様々な機器の設定を自動でしてくれる技術のことです。
少し詳しく説明していきます。
UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)と言いMicrosoftが提唱しました。
ユーザーが手作業でデバイスごとに設定する手間を軽減する目的で作られており、パソコンなどのインターネット機器だけでなく家電や電話機などの複数のデバイスをネットワークに接続した際に自動的に使用できるように設定し通信を行うことができます。
仕組みとしては、UPnP対応デバイスがネットワークに接続されるとそのことをほかのUPnP対応デバイスが検出できるようにします。発見されたデバイスはお互いの機能とリソース、情報を共有しこの情報をもとに接続、自動的に設定を行っています。
UPnPを利用することで様々なメリットがあります。
最初に書いたように手動での設定が必要なくなるため手間と時間が短縮できます。
他にも様々なデバイスとシームレスに接続できる点があります。UPnPはパソコンだけでなく、プレーヤー、プリンター、スマートフォンなど多くのデバイスに対応しており、これらはすべて自動的に接続されるため、ユーザーは複数の機器を簡単に連携させることができます。
今回はここまでとします。
UPnPというネットワークのプロトコルについて記載しました。