イベントログの種類について

⊡Windowsイベントログとは

Windows 10環境におけるログを記録する標準ツールです。イベントログには様々なログが記録されるため、問題が発生した場合やトラブル予防に重要なツールとなります。

今回はログの種類の違いについて記載します。

⊡重大

ブルースクリーンが発生した場合や、異常終了により再起動するなど、アプリケーションもしくはシステムに重大な失敗や問題が発生した場合に表示されるイベントです。データを失う可能性もあるため、ただちに対処する必要があります。

⊡エラー

サーバー起動時にサービスを読み込めなかったなど、システムが停止するほど重大ではない場合に表示されるイベントです。ただちに対処しなくてよい場合もありますが、何が起きているのか確認が必要です。

⊡警告

ディスクの空き容量が少ないなど、データの欠損を伴わない軽度の問題があることを示すイベントです。ただちに対処する必要はありませんが、潜在的な問題があり、放置すると重大なエラーにつながる場合があることを事前に警告しているため、確認が必要です。

⊡情報

Windowsサービスの開始や停止など、何らかの動作が行われたことを参考情報としてシステム管理者へ提供するイベントです。参考情報なので、必要に応じて参照します。

以上となります。

出典

Windows Server 2022 Technology, 1ヶ月でWindowsサーバーエンジニアになる本, ミラクルソリューション著

イベントの種類 - Win32 apps | Microsoft Learn

Windowsイベントログにおける重大、警告、エラーの違い (tooljp.com)