プロパティについて記載いたします。
プロパティとは
プロパティとは、財産や所有物といった意味を持った英単語です。
ITの分野では、ファイルやフォルダの詳細情報といった意味で用いられることが多いです。
例えば「ファイルのプロパティ」には、ファイル名、種類、アクセス権、作成日時、最終更新日時、データサイズ、読み取り属性などが含まれます。
Windowsなどにおいては、設定画面が「○○のプロパティ」のように表示されるため、「プロパティを開く」という表現も用いられることもあります。
オブジェクト指向プログラミングにおけるプロパティ
オブジェクト指向プログラミング(処理の対象に注目したプログラミングの考え方の一つ)では、オブジェクトのデータに外部から直接アクセスできるように見せることができます。
しかし、実際にはそのデータにアクセスするために、自動的に特定のメソッド(関数など)が呼び出されるようになっています。この機能を「プロパティ」と言うことがあります。
通常は、データにアクセスするためには「アクセサメソッド」(データを設定するsetterメソッドと取得するgetterメソッド)を自分で書く必要がありますが、プロパティ機能のある言語ではこれが簡易化されているため、少ないコード量で安全にアクセスすることが可能です。
以上になります。