Ciscoルータアクセスについて調べましたので記載いたします。
Cisco製のルータのアクセス方法には、「コンソール接続」「VTY接続」「AUX接続」の3つがあります。
「AUX接続」はあまり使われないので、通常は「コンソール接続」「VTY接続」の2つを使います。
☆コンソール接続
CiscoルータのConsoleポートとPCをコンソールケーブルで接続する方法です。
ルータにIPアドレスが設定されている場合、ネットワークを介して物理的に離れたところからアクセスできます。
購入時のルータにIPアドレスがやパスワード設定行われていない場合は、PCとルータをコンソールケーブルを使って直接接続・設定します。
接続するPC側のコネクタがDB-9、ルータやスイッチに差し込む側がRJ-45になっています。
☆VTY接続
物理的に離れたところからネットワークを通じて遠隔操作用のプロトコル(TELNRTやSSH)で接続する方法です。
・TELNRTによる接続
距離の離れた機器に接続し、リモートからの操作を可能にするプロトコル。
※入力した情報は暗号かされないままリモート接続先に送信されます。もし通信を盗聴されるとパスワードなどの情報が漏洩する可能性があります。
・SSHによる接続
遠隔操作のためのプロトコル。入力した情報を暗号化して送信する。TELNRTに比べ情報漏洩の可能性が低いです。
TELNRT・SSHどちらも接続する前提として、IPアドレスなどがすでにルータやスイッチに設定されていることが前提となります。
※VTY接続でも、購入時ルータにパスワードがついていない場合は、最初コンソール接続が必要です。
■ターミナルエミュレータ
サーバやネットワーク機器をPC上で仮想的に操作できるソフトフェアで、代表的なものとしてTera TermやPuTTYなどがあります。
Cisco機器への接続でもターミナルエミュレータを使用します。
☆AUX接続
CiscoルータのAUXポート(補助ポート)とモデルを接続し、電話回線経由で接続する方法ですが、あまり使用することがありません。
以上になります。