今回はロードバランサー(LB)について紹介していきます。
ロードバランサーとは、複数のサーバにかかる負荷を均等に振り分けるための装置です。
外部からのアクセスを1つのロードバランサーで受け付けて、各サーバの負荷状況に応じて、
適切なサーバにアクセスを振り分けます。
ロードバランサーの機能
・
サーバの性能向上
→、1つのサーバに集中する負荷を軽減することができ、これによってサーバのCPU、メモリ使用率を
抑えることができ、サーバのパフォーマンス向上につながります。
・
セキュリティの向上
→アクセス制御を行うことで、不正アクセスを防止することができます。
・
可用性の向上
→1つのサーバが故障した時でも、他のサーバにアクセスを振り分けることでサービス提供の
継続を可能にすることができます。
上記で述べたのはロードバランサーの機能でありますが、
負荷分散やセキュリティ向上等の似たような機能をもったリバースプロキシと何が違うのでしょうか。
機能の違い
→ロードバランサーは、アクセスの負荷分散や耐障害性向上、セキュリティの向上等の機能を備えている一方で、
リバースプロキシは、アクセスのセキュリティ向上やコンテンツの配信、パフォーマンス向上等の機能を備えています
役割の違い
ロードバランサーは、複数のサーバやアプリケーションを1つの仮想サーバとして扱い、アクセスを分散する一方で、
リバースプロキシは、依頼者からのアクセスをサーバやアプリケーションに転送する代理サーバである。
今回は以上になります。
参考文献:
ロードバランサ(負荷分散装置 / LB)とは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words