今回はアドウェアについて紹介いたします。
アドウェアとは、無料で利用できる代わりに広告や宣伝を表示させて収入を得ることを目的にしたソフトウェアのことです。
インストールと同時にPCに組み込まれるタイプがあります。
アドウェアの主な感染経路
①
広告やポップアップのクリック
→閲覧していたWebサイトに急に「ウイルスに感染しました」等の文言が記載されたポップアップで広告が出現し、
「駆除のため」と、ソフトウェア購入を促し、クリックさせアドウェアをインストールさせます。
②
ブラウザのアドオンのインストール
→ブラウザのアドオンやプラグインをインストールした際に、気づかぬうちにアドウェアもインストールされるケースがあります。
③
Webサイトへのアクセス
→Webサイトを閲覧している際に、アドウェアに感染する場合があります。
これは、Webサイトに悪意あるコードが仕込まれており、閲覧しているユーザーへ通知なくアドウェアが
インストールされる可能性があります。
アドウェアの感染対策
①
信頼できるサイトの利用
②
怪しい警告は無視
③
フリーインストール時の確認
感染後の対処
マルウェア等と異なり、自分で増殖して感染を拡大していくことはないので、
よくある「ネットワークからすぐに切り離す」ことは必要ありません。
ただ、セキュリティ対策ソフトによる駆除・アドウェア駆除ツールによる駆除といった処理が必要になります。
以上になります。
参考文献:
アドウェアとは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words