今回はスパイウェアについて紹介いたします。

スパイウェアとは、有害なソフトウェアの一種で、利用者の入力内容やアクセス履歴等のデータを
気づかれないように集めて、インターネットを通して開発元に送信するものです。

スパイウェアの感染経路
①メールに記載されたURLや添付ファイルをクリック
→スパイウェアのダウンロードリンクがメールに記載されてる場合があり、
また、添付ファイルにスパイウェアが仕込まれてるケースがあります。
間違ってクリックした場合、スパイウェアに侵入される危険性があります。

②フリーソフトをインストール
→フリーソフトのインストールと同時にインストールされる場合があり、
その旨が使用許諾契約書に記載されており、同意しなければインストールできませんが、
全部読んでから同意するユーザーは少ないため、注意しなければいけません

③偽の警告メッセージの表示
→例えば、「あなたのPCはウイルスに感染しており、早急にこのウイルスを削除するソフトを
インストールしてください」といったメッセージです。
これでインストールしてしまうと、スパイウェアに侵入される危険があります。


スパイウェアへの対策
①セキュリティソフトの導入と更新を行う

②メールに添付されたリンク先をクリックしない

③安全なソフトウェアのみインストールする

④フリーWi-Fiに注意する


スパイウェアに感染してしまった後の対処法
→まずすぐにネットワークから切断します。
次にウイルス対策ソフトを導入し、デバイスの完全スキャンを行います。

ウイルス対策ソフトは、以降の悪意あるファイルのダウンロードを阻止して、被害の拡大を防ぐ策としても機能します。
また今後、ウイルスに対抗できないレベルまで到達してしまった際の対処法として、PCの初期化が必要になる場合があるため、

ウイルスの駆除が完了した後にバックアップを取っておくことが必要になります

以上になります。

参考文献：スパイウェアとは - 意味をわかりやすく - IT用語辞典 e-Words