今回は、AWSサービスのALBについてまとめていきます。

ALBとは、インフラエンジニア業界ではよく聞くELB（負荷分散）の4つのサービスの中で、最も使用されているものです。

使用方法としては、主にWebサービスの負荷分散を目的に利用されますが、それ以外にも様々な優れた機能を持っているので、
今回はそれを含めて紹介します。

ALBの概要
現代において、Webサービスは必要不可欠のものになってきています。
そのWebサービスにおいてサービス安定のため、負荷分散の役割を担うのがALBになります。

ALBの機能
・負荷分散
→Webサイトにおいて、１つのサーバにアクセスが集中すると、遅延が起きてサービスが停止することがあります。
それを防ぐためにALBは特定のWebサーバへのトラフィックの集中を避けてサーバに振り分け、
Webサービスの安定と可用性を高める働きをします。

・セキュリティ機能の充実
→AWSクラウドを使用する際に、セキュリティグループごとに通過するトラフィックの制限が可能です。
他にもSSL/TLS証明書の管理、アクセスログ管理等の働きをします。

・URLによるルーティング
→ALBではURLに従ってインスタンスのターゲットグループに対してルーティングを行えます。
 ALB単体でEC2等にパスで振り分けることが可能で、
アプリケーション単位でLBを設ける必要がありません。