こんにちは。
Microsoft 365の業務にかかわっていたというのに、名前を聞いてもピンと来ないOfficeの機能があることに対して若干の危機感を覚え、改めて調べなおして触ってみようというのが今回の記事の内容になります。
今回は以下のトピックスについて書いていきます。
・Delveとは
・Delveの活用方法
・実際に触ってみた感想
Delveとは
Delve(デルブ)を一言で言い表すと、
「Microsoft 365の組織全体で重要度の高い資料をピックアップする機能」
「組織内で作成される資料の一覧表示や検索が可能なナレッジ共有アプリ」
「ユーザーの行動記録帳」
等の説明ができます。
背景を詳しく説明すると、Delveは2014年9月に情報検索をウリにリリースされたソーシャル機能です。Office 365パッケージプラン(Office 365 E1/E3、Microsoft 365 Business Basic、Microsoft 365 Business Standard)に標準機能として提供されています。
Delveは、『ExchangeOnline』『SharePoint』『OneDrive』からデータを収集し、Microsoft 365の組織全体で情報を整理することができます。
例えばユーザーAさんがDelveを利用すると、
組織内に存在するAさん関連の資料を自動的にひとまとめにして表示してくれたり、同じ組織のBさんがどのような資料を共有したり更新したりしているかを確認することができます。
Delveの機能でできることを調べてみると、便利もさることながら他ユーザーのアクセス記録が見れる面白さというのも感じ始めています。が、同時にMicrosoft 365 内においての自分の行動(閲覧、更新)がすべて記録されているということに対する若干の窮屈感を覚えてしまいました(やましいことはないはずなのに)。
Delveの活用方法
業務を円滑に行うためにDelveを活用しようと思うと、1番の利用目的としては「ファイル検索」があると思います。
「Aさんに依頼していた資料作成どうなっているかな?」
「Aさんがさっき共有してくれたファイルってどこに保存されているんだろう?SharePointかOneDriveかも分からない...」
「この前依頼した資料作りって誰が担当してくれているんだろう?」
「またあの資料を更新しとかないと...どこに置いてあったっけ」
上記のようなケースはタスクを振る立場であったり、共有場所が複数分かれている管理方法をとっている場合では業務上よく起こりうることだと思います。
Delveを使うと、ファイルを人から検索することができますし、重要度の高い(自分のアクセスが多い)ファイルをピックアップしてくれるので、ファイルを探すという点では相棒のような立ち位置になってくれます。
実際に触ってみた感想
Delveはできることが絞られている分、直感的に使える機能だと触ってみて思いました。
自分に関係するファイルや、チームメンバーが頻繁にアクセスしているファイルなどをDelveを通して確認しておくと、自己完結能力が上がる気もしてきました(今自分が何をすべきかDelveから読み解くことができるかもしれません)。
本投稿は以上になります。
まだDelveを触ったことがない人はぜひ、この機会に自分の目でどのようなサービスか見てもらえたらと思います。
人からファイルを探す、Delveでした。
参考資料: