AzureのSLAについて記載いたします。
☆SLAとは
サービス提供者が保証する品質のことをサービスレベルアグリーメント(SLA)と呼びます。
サービス提供者と利用者の合意事項であり、一種の契約になります。
Microsoftがユーザーに対してコミットするパフォーマンス基準が定義されています。
☆AzureのSLAについて
Azureを使うユーザはSLAに同意したとみなされます。(マイクロソフトと利用者の契約)
稼働時間と接続などに関するサービスを保証する契約。
その中でも月間稼働率は一般的なSLAになります。
☆月間稼働率
月間稼働率の出し方は下記のとおりです。
月間稼働率(%)=(最大利用時間(分)-ダウンタイム(分))÷最大利用時間(分)×100
SLAの評価は1カ月単位で行います。(年間では評価されない)
Azureの仮想マシンのSLAは、複数台を可用性ゾーンに配置した場合が99.99%、可用性セットの場合99.95%になります。
アプリケーション設計の際には、その安定性を保証するためSLAを考慮する必要があります。
複数のSLAから複合SLAを算出する時は、各SLAを掛け合わせます。
以上になります。
【忙しい人のための】Azureの基礎第6部【AzureのコストとSLAについて】 #初心者 - Qiita