こんにちは。
今回は以下のトピックスについて書いていきます。
・国家資格の特徴
・ベンダー資格の特徴
・国家資格 vs ベンダー資格
国家資格の特徴
国家資格とは、経済産業省のIT政策実施期間であるIPAが実施している信頼度の高い資格のことです。
特徴としては以下があげられます。
資格の有効期限がない
一度取得した国家資格は無期限に有効となります。
そのため有効期限の更新のために再受験する必要がありません。
受験料が安い
ほぼ全ての国家資格(IT系)の受験料は1万円を割っています。
受験日が決まっている
ITパスポートや基本情報は受験者の好きな日にちで受けられるように制度が変更されました。
しかし応用情報は半年に1回、スペシャリスト系は年に1回の決められた日にちにしか受験ができません。
国家資格例
・ITパスポート
・基本情報技術者
・応用情報技術者
・ネットワークスペシャリスト
ベンダー資格の特徴
ベンダー資格とは、ハードウェアやソフトウェア等を販売しているベンダーが自社製品の管理技術を満たしているか測定するために実施している資格のことです。
※特定のベンダーではなく、中立的な立場で試験を行っている場合もあります
特徴としては以下があげられます。
資格の有効期限がある
ベンダー資格となると機能や仕様の変更についていけるかも大事な要素となっていきます。そのため、資格の有効期限を更新するためには再受験する必要があります。
有効期限の目安は2~5年程度です。
※仕様変更の多いクラウドサービス系の資格は有効期限が早く切れる傾向にあります
受験料が高い
ほぼ全てのベンダー資格の受験料は1万円を超えます。
レベルの高い資格の場合は3~4万円するものが多いです。
また、試験を複数回受けて合格しないと資格取得とならないものもあります。
受験日を好きに選択できる
多くのベンダー資格試験では、受験日を好きな日程に設定できます。
一度設定した受験日をずらすことも可能です。
ベンダー資格例
・CCNA
・LPIC
・MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)
・AWS認定
国家資格 vs ベンダー資格
最後に上記で説明した特徴も踏まえて、国家資格とベンダー資格を比較していき、それぞれの観点で優劣をつけていこうと思います。
受験料の安さ
国家資格 Win
受験日の日付設定のしやすさ
ベンダー資格 Win
実務への活かしやすさ
ベンダー資格 Win
就職・転職時への有利さ
多くの場合で、国家資格 Win
※特定技術を要する企業や職種の場合はベンダー資格に軍配があがるケースはあります
本投稿は以上になります。