レプリケーションオプションについて記載いたします。

特定のデータが壊れてもデータが失われないようにAzureではストレージレプリケーションが行われている。
データが保護されるように、常に複製され、耐久性と高可用性が保証されている。
同じデータセンター、同じリージョン間、リージョン間でデータをレプリケーションすることも可能。
レプリケーションの選択肢は６つあります。そのうちの4つを下記に記載いたします。

・ローカル冗長ストレージ（LRS）
選択したリージョンの１つのデータセンター内でデータが３つのディスクに同時にコピーされる。
2つのデータが壊れても、データを引き続き使用することができる。
最もコストが安い。他のオプションと比べ持続性が低い。
災害により複製が失われることや回復不能になるリスクを考え、他のレプリケーションオプションを検討する。

・ゾーン冗長ストレージ（ZRS)
選択したリージョンの３つの可用性ゾーン間で、データを同期的にコピーする。
災害が起きた場合、別の可用性ゾーンに属するデータセンター上にコピーされたデータを引き続き使用することができる。
可用性ゾーンに基づく為、選択するリージョンによっては使用できない可能性がある。
複数のゾーンが永続的に影響を受けるようなリージョン障害からデータを保護できない。（他のレプリケーションオプションの使用を検討する必要有）

・geo冗長ストレージ（GRS）
地理的冗長ストレージとも呼ばれます。
LRSと同様、１つのデータセンター内でデータが同期的にコピーされて３つ保存される。
その後ペアとなっている別のリージョンのデータセンターにある３つの物理ディスクへもコピーされる。
結果的に６つのディスクで同じデータが保持される。
大規模な災害にあった場合でも、セカンダリーリージョン内で保持されているデータを使用できます。

・読み取りアクセスgeo冗長ストレージ(RA-GRS)
GRSと同様６つのディスクで同じデータが保持される。
アクセスする際のURLとなる「エンドポイント」の構成がGRSと異なる。
GRSは平常時にセカンダリリージョンにアクセスできない。

RA-GRSは平常時からセカンダリリージョンにアクセスできる。（読み取り専用）

以上になります。

【Azure】ストレージアカウントの冗長化方法をまとめてみた #Azure - Qiita