Azure Storageのデータを移動するためのツール・サービスについて調べましたので記載いたします。
Azure Storageのデータを移動するためのツール・サービスに、「
Azure Storage Explorer」「
AzCopy」「
Imprort/Exprort」があります。
☆Azure Storage Explorer
Windows・macOS・Linuxにインストール可能なツールです。
Azure上のストレージにアクセスできるツールを介してストレージサービス内のデータを効率的に操作します。
ですので、頻繁にアップロードやコピーなどのデータ操作を行うときに役立ちます。
☆AzCopyとは
Windows・macOS・Linux使用可能なコマンドラインツールです。
インストール不要で、実行ファイルをパスの通った場所に配置するだけで使用できます。
ストレージアカウント間でのBLOBデータやファイルコピー・ファイルシステムとストレージアカウントの間でデータ転送など、コマンド操作で実行できます。
その他に、syscで同期したり、benchでベンチマークテストを実行・AWSなど他社のクラウドストレージからコピーすることもできます。
☆Imprort/Exprort
Azureとオンプレミスの間で大量のデータを受け渡す手段の一つです。
・インポートは「データを取り込んで使えるようにする」
・エクスポートは「データを取り出し外に出す」という意味になります。
オンプレミスネットワークに負荷をかけることなく、Azure FilesとAzure Blob Storageに大量のデータを安全にインポートすることができます。
エクスポートでAzure Blob Storageからディスクドライブにデータを転送し、オンプレミスに発送することもできます。
※使用には、Azureポータルでインポートジョブかエクスポートジョブの作成が必要です。
※エクスポートの場合も、ディスク自体はユーザー自身で用意しAzureデータセンターに発送する必要があります。
ディスクの配送準備などを行うために「
WAlmportExport」のツールが必要になります。
このツールは下記の作業のために使用されます。
・
インポートのためのディスクドライブ配送準備
・
ディスクドライブへのデータのコピーと暗号化
・
エクスポートジョブに必要なドライブの数の特定
・
インポートジョブに必要なジャーナルファイル(.jnr)の生成
以上になります。
参考URL:【AZ-900】Azure Storageのデータを移動するためのオプションを解説!|Azure入門ブログ (az-start.com)