今回は、Javaについてまとめたいと思います。
■Javaとは
Javaとは、C++やC言語をベースに開発されたオープンソースのプログラミング言語です。
OSを選ばない汎用性の高さから世界中で利用されています。
Javaはサン マイクロシステムズ社によって1995年に開発・リリースされました。
2010年に、サン マイクロシステムズ社がORACLE社に吸収合併され、
以降ORACLE社がJavaを引き継ぎ、提供しています。
■Javaの特徴
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①技術的な安定性が高い
歴史の長さや利用人口の多さから改良が定期的に行われ、
バグが発生しても迅速な修正が行われるなど、安定性が高い言語です。
②実行環境を選ばない
Javaには「Write once, Run anywhere(=一度書けば、どこでも使える)」というキャッチフレーズがあります。
そのキャッチフレーズの通り、
Javaでコードを書けばWindowsや Mac OS、Linux、UNIX など、
OSを問わずにプログラムが実行することができます。
③人気や需要が高い
TIOBE Software が発表した「TIOBE index for May 2022」というプログラミング言語の人気ランキングで、
Javaは3位を獲得しています。
④オブジェクト指向の言語
オブジェクト指向とはプログラミング言語をモノとしてとらえ、
モノとモノの関係性を定義することで、組み立てていくという考え方です。
⑤処理速度が速い
Java は実行時にコンパイルを必要とするコンパイラ言語であるため、
PythonやRuby、PHPといった言語よりも処理速度が速いのが特徴です。
⑥ガベージコレクタがメモリを自動で管理する
ガベージコレクションはゴミ収集という意味があり、
この機能がないと不要になったメモリが残り、圧迫され、
メモリ不足によってコンピュータの処理能力が低下してしまうことがあります。
この機能があれば、メモリ効率が上がります。
⑦情報が豊富にある
歴史が長く、利用人口も多いことから、
インターネットや書籍からたくさんの情報を得ることができます。
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