今回は、IT用語でアルファベットで略されているものについて
少しだけ詳しく記載していきます。
①ABI
Application Binary Interface
ABIとは、ソフトウェアの互換性を保証する規約のようなものです。
②BYOD
Bring Your Own Device
個人が所有しているスマホやPCなどの端末を業務に活用することを指します。
具体的には、使い慣れているスマートフォンなどを、会社に持ち込み、
会社の情報システムにアクセスするなどして、
業務利用していくことを指します。
③CMS
Content Management System
テキストデータやWebサイトなどのデザインやルールなどの情報をデータベースに一元管理・保存し、
新しくWebページを作成知る際に、条件に沿って配信するシステムやソフトウェアの総称です。
④DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol
クライアントPCに対し、IPアドレスを割り振る機能のことを指します。
クライアントはいちいちIPアドレスを設定することなく、
自動的にネットワークの設定が可能になり、管理者の負担も軽減されます。
⑤eラーニング
e Learning
インターネット上で出来る教育・学習形態です。
IT技術を活用した教育システムで、24時間いつでも、どこでもアクセス可能なことから、
受講者を時間や場所の束縛から解放する利点があります。
⑥FTP
File Transfer Protocol
ネットワーク上でファイルを転送する際に使用されるプロトコルです。
利用しているコンピュータから遠く離れた場所にあるコンピュータにファイルを送信したり、
逆にそのコンピュータからファイルを取り込んだりするための仕組みです。
⑦HTTPS
HyperText Transfer Protocol Secure
HTTPがSSLやTLSで暗号化されている状態のプロトコルを指します。
暗号化されていない場合、パケットモニターなどのツールを使用すれば、
情報の中身を見ることができてしまうため、
通信経路上で盗聴や第三者によるなりすましが発生する可能性があります。
HTTPSでは、WebサーバとWebブラウザ間でやり取りをする際の通信が暗号化されているため、
IDやパスワードといった個人情報を入力するログイン画面などのフォームや、
外出先や自宅などの社内ネットワークに安全委接続するリモートアクセスで使用されることが多いです。
⑧IaaS
Infrastructure as a Service
サーバ、CPU、メモリ、ストレージなどのITインフラを提供するクラウドサービスのことを指します。
利用者が用途に応じて、必要なOSをインストールするが、一部WindowsやLinuxなど、
OSがあらかじめ指定、もしくはインストール済みで提供されるケースもあります。
また、別途データベースソフトやミドルウェアなどを利用する必要があります。
⑨Java
サン・マイクロシステムズが開発したプログラミング言語です。
JAVAは従来の言語における問題点を解消して開発されたもので、
Javaで作成したアプリケーションはオブジェクト指向のため効率的です。
⑩KVMスイッチ
Keyboard Video (Visual unit) Mouse スイッチ
複数のコンピュータを一組のキーボード、ディスプレイ、マウスから操作できるようにするための接続機器のことです。
⑪L2スイッチ
layer 2 Switch
ネットワークを中継する機能を持つ機器のことを指します。
MACアドレスと呼ばれるパケットに宛先情報を含んだ情報を使って中継動作を行うスイッチのことです。
■参考文献
「ITトレンド / IT用語集」